1週間で身につく、14歳からの投資
著者 髙橋美春
発行者 和田智明
発行所 株式会社 ぱる出版
2021年4月14日 初版発行
有限会社 東信保険サービス 代表取締役の髙橋さんは、投資という観点だけではなく“キャッシュポイント”を持つことで「好きを仕事にしてほしい」、ひとりひとりに「自分の人生を歩んでほしい」という願いから、各種講座や地域活性・社会貢献に繋がる事業も行っているそうです!
なんのために投資がしたいのか?
まず初めに、この本で1番大事と言っても過言ではないことが表紙カバーの内側に書かれているのでご紹介します。
お金は「目的」を達成するための手段でしかありません。だからこそ大切なのは「何のために投資をするか」です。目的や夢は人それぞれですし、それに対する目標金額も期間も違うはずです。そうなってくると投資方針もそれぞれ違ってきて当然です。
イントロには、手法的なことではなくそれ以前の「自分に合った投資の探し方のヒント」を載せていると書かれていますので、この本は投資を始める前に読むのにお勧めです!
無意識に身につく仕掛け!
1日目 投資ってなに?
投資と投機の違い、①株式②債券③投資信託の説明、リスクとリターンについてが書かれています。図が使われているのでわかりやすくなっています。
2日目 なぜ投資なのか
・投資を始める前に考えること
ノートにお金を使ってしたいことをたくさん書き、そのひとつずつに「目標金額」と「期間」を書くとありますが実際にやってみると楽しいですよ(/・ω・)/
・NISA、つみたてNISAについて
こちらについては、2024年から制度が新しくなりますが現行の制度も知っておいた方が良いと思いますし、始めるなら早い方がいいです!
3日目 投資に必要な知識とは?
本文より抜粋)まずは「投資の感覚を身に着ける」ことが大事だと思っています。お勧めするのは「スピードランニング」です。テレビ東京の5:45からのモーニングサテライト、早起きが苦手な方は23時からのワールドビジネスサテライトを文字通り「聞き流し」てください。まずはそれだけでいいです。ひと月続けてください。
こうしているうちに意識が高まるそうです!
他にも、ラジオ・ウェブサイトが紹介されており、取り組みやすいものを取り入れるよう勧められています。
4日目 投資先の見つけ方
・投資に対するメンタルブロックを外す ー投資先の選定はここまでで話した「感性」や「感覚」をフルに使う。これが長く続けるためのポイントになってくる。
・普段の生活の中で「社会」や「経済」を意識する
・ロウソク足の見方
・応援したい会社を見つけるヒント
5日目 実際に投資をしてみる
・証券会社に口座を開設する
・時価総額 ーこれは会社の規模を表しています
・株式市場 ー売り買いについて
・証券会社に口座を持つということ ー口座の種類
5日目はボリュームが多いですが、必要な知識がまとめられているのでここでくじけず!頑張りましょう!!
6日目 こんな時どうしたらいいの?
・失敗談
・投資信託を積み立てる ー読んでみて良いなと思った人は、つみたてNSAがオススメ✨
・海外の株を買うという選択 ーこれが良いなと思った人は3日目で紹介されていた取り組みに米国債の長期金利と短期金利のチェックも加えることをオススメします✨
・投資のスタンスを決める
7日目 投資がもたらす効果
投資を学ぶことが学校教育にも通ずるということ、家族会議のきっかけになるということが書かれています。
個人的まとめ
プロの演奏家、これから目指す人、趣味で演奏をする人、楽器を続けていくにはお金がかかります。
修理などの維持費、消耗品費(リードとかリードとかリード...( ´∀` ))など。
それだけでなく、コロナの影響で演奏会が開催できず収入が減ってしまうなどの予期せぬ事態が起きてしまうことも。
でも、出来るなら音楽に没頭したいですよね。
もちろん、音楽家でなくてもそれぞ趣味や状況があると思います。
好きなことに集中できるようにするための手段として、資産運用も選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか?
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